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Ordinary miracles 日常にある奇跡



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- Spiritual encouters just happen whether they are with nature or people.
If you believe in ordinary miracles they will come to you. -

“ 魂的な出会いに理屈はいらない。
自然も、人も、出会うべくして出会う。

オーディナリーミラクル(日常にある奇跡)を感じていれば、
それらは引き寄せ合ってくるものだから。”



明日10月25日に神戸のマルメロさんで
北海道鶴居村のロッジ『ヒッコリーウィンド』のネイチャーガイドで
写真家の安藤誠さんの写真講演会があると知って
懐かしくなり、ポストカードを見ていました。

2012年にお友達に声をかけてもらって
京都へ安藤さんのお話しを聴きにいったことがあります。
これはその時に購入したポストカードの冊子に
名前と日付を入れてもらったもの。


安藤さんのお話しは、時に楽しく、時に感動、
時にそこにいて実際に見た人にしかわからないような大切なこと・・
東北の震災のあった翌年、いろんな思いが駆け巡って
自分の中で収集がつかなくなっていた時に聴いた言葉は
心の奥へ奥へ響いたのを覚えています。




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雪に耐えながら冬を越すエゾフクロウの写真。
道東の冬はアラスカにも負けないくらい厳しいのだそうです。
でも冬の雪原で舞うタンチョウヅルの姿は
それはそれは美しいのだと仰ってました。



アラスカと言えば、星野道夫さんの写真展も観に行きました。
とてもよかった。言葉では言い表せないくらい。

一枚見ては胸にこみ上げてきて次に進めない。
一人でよかった。。笑
人の想いは写真に写るものですね。


どうして自然と共にいる人はこんなにも優しいのだろう。

きっと自然の美しさも恐さも知っている人は
自然を、人の心を、支配することなんてできないことを知っている。


どうして星野さんはこんな過酷な場所に居続けたのだろう。

ただただアラスカと言う場所、そこにいる生き物に惹かれたのだと
何かに惹かれることに理由はないのだから。


でももし写真を撮ることで
何か伝えたいことがあったとしたら、、

そこには ‘同じ営みがある’

人が喜び、泣き、笑い、怒ったり、悲しんだり
愛情持って子供を育てたり、兄弟げんかをしたり、友達と遊んだり・・

ここからは見えなくても、同じ時に、同じ地球の上で
人が暮らすその同じ営みがここにもあるんだよ
そんなことを伝えたかったのかな・・

私はそう感じました。


マルメロさんでの安藤誠さんの講演会は25日(火)18時半開場です。
   ↓
http://r.goope.jp/marmelo-kobe/info/1326421


他にも全国をまわられているのでお近くの方はぜひ。
   ↓
http://hickorywind.jp/index.html



『ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、
もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている
日々の暮らしの中で心の片隅に、そのことを意識できるかどうか
それは天と地ほど大きい』星野道夫

# by lierre-f | 2016-10-24 15:49 | 日々のこと

ローズマリーのチンキ



ローズマリーのチンキ_d0329894_13335347.jpg



もらったローズマリーがすごくきれいだったので
少し乾かしたローズマリーをウォッカに漬けてチンキを作ることに。

3日ほど経って色が変わり、香りも移ってきました。
無水エタノールに漬けると鮮やかなグリーンのチンキができるそうですが
ウォッカだと茶色っぽい。

2,3週間ほどで出来上がるので
ローズマリー軟膏を作ったり化粧水に入れたいと思います。

植物がもっと自分たちを活用してほしいと言っている
その声を聞いて
もっともっと増やしていきたい魔女仕事です。



『道ばたに生える草や花、その間に生きる虫、そして人間、
すべてがこの世界を美しくするために生まれてきた存在です』

美しいものが好きだけれど、美しいとはどういうことなのか、と考えます。
見目形なのか、着飾ることなのか、物をたくさん持つことなのか・・
まずは自分の中で平和運動。

【ファン・デグォンさんの生命平和運動】
https://note.mu/tokotonstudio/n/n8059efcbc3d1


無実のスパイ容疑で捕らえられ、独房で13年間を過ごす中で草に出会った
ファン・デグォンさんの上映会やお話会が開催されます。

“生命平和を学ぶ”ゆっくり小学校 秋の特別授業
ファン・デグォンのLife is Peace

http://yukkuri-web.com/archives/6381




# by lierre-f | 2016-10-09 13:35 | 日々のこと

『星野道夫の旅』



『星野道夫の旅』_d0329894_10342553.jpg



“人間の気持ちとは可笑しいものですね。
どうしようもなく些細な日常に左右されている一方で
風の感触や初夏の気配で、こんなにも豊かになれるのですから。

人の心は深くて、そして不思議なほど浅いのだと思います。
きっと、その浅さで、人は生きてゆけるのでしょう。”


肩の力をふっと軽くしてくれるように
絡まった糸をほどいてくれるように
優しく語りかけてくれる
あー星野さんだなあと思う文章。


『旅をする木』

写真家、星野道夫さんの本。


節目節目に触れたくなる星野道夫さんの言葉。
今またすこしづつ読み返しています。


優しさ、強さ、温もり、壮大さ、包容力、感性、純粋、素朴さ、勇気・・
星野さんの文章から感じられるもの。



アラスカでの暮らし、自然とのかかわり、見たもの、触れたもの
感じたこと、それらを通して
諭すでもなく、押し付けるでもなく
読む人の心にそっと気づきのきっかけを与えてくれるような言葉たち。



星野さんが亡くなられてから20年。
特別展が開かれます。


『星野道夫の旅』
http://www.asahi.com/event/hoshino20/


今もし生きておられたら
どんな写真を撮られたかな・・と考えます。





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何年か前に買った30ページほどの冊子。

『百年の食卓』おばあとおじいの暮らしとごはん


親しみをこめた、“おじいおばあ”と言う呼び方が好きです。
沖縄、大宜味村に住むおじぃおばぁのごくごく日常が書かれた記録ですが
読んでいるとじんわりと温かい気持ちになるような
大切なものってなんだろうなあ・・とふと考えてしまうような
そんな本。


冊子より
『老いてもなお、すこやかに自分の暮らしを立てているおばぁたちの食卓に、
台所に、畑に、100年近くを生きてきた人の言葉に、
今の時代にとっての光のようなものがちりばめられていると思うのです』



その大宜味村のおばあたち、大切なものを守るため
毎朝スタンディングをしています。
工事に使う土砂を運ぶ車に向かって声をあげている姿に心を打たれます。

90歳 93歳抗議に立つ
隣の大宜味村“ここでできることを”
http://news.livedoor.com/article/detail/11876658/

# by lierre-f | 2016-08-14 10:03 | 日々のこと

やんばるの森は命の森




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沖縄、高江のヘリパッド建設はまだまだ終わったわけではありません。
7月22日の強制排除では多くのけが人が出てしまったけれど。
そしてまたこの週末に本格的な搬入が予定されていて
たくさんの人が高江に集まってくれるよう呼びかけている。


22日にはご年配の方の姿もたくさん見られました。
暑さの中、あの場所で立っているだけで座っているだけで
どれだけの体力、気力を消耗されただろう・・

泣きながら機動隊に訴える姿。
心が苦しくなります。どうして?なんで?

豊かな自然をこのまま残したい
静かに安心して暮らしたい
子供たちのためにも
そんな私たちのささやかな望みすら奪われてしまう。




沖縄、やんばる・・で、ふとある方を思い出しました。
フードコーディネーターとして本も出されていて
以前、逗子にあったカフェcoyaのオーナーでもあった根本きこさん。

coyaへも一度行ったことがあります。
当時でも一歩先を行った雰囲気のするすてきなカフェでした。
きこさんは3.11の後すぐに沖縄へ避難して
やはりやんばるで、できるだけ環境に負担をかけない暮らしを実践されてました。


〈お金より命〉に共感 元カフェオーナー根本きこさん(琉球新報)
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-187010.html


その人が何を思い、何を発信するのかは
その人が作るもの、人として信頼できるかどうかの
3.11以降特に大切な基準になりました。

きこさんはきっとどの時点でも一歩先を行かれる方なのだろうな。





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やんばる東村 高江の現状
http://takae.ti-da.net/e8870375.html


~ Voice of TAKAEから抜粋 ~

『沖縄本島北部の豊かな森に囲まれた地域を山原(やんばる)といいます。
やんばるの森には地球上でここだけにしかいないヤンバルクイナ、
ノグチゲラなどの固有種や絶滅危惧種が数多く生息しています。

日本全体の0.1%にも満たないやんばるに1000種以上の高等植物や
5000種以上の動物が暮らしています。

国際自然保護連合(IUCN)が保護を求めるほど
世界的に貴重な生物多様性の宝庫です。
その価値を多くの人が認め、世界自然遺産候補リストに挙がっています。
しかし、米軍基地の存在が大きな障壁となっています。』





建設がはじまると、木も草も花もなぎ倒され
そこに暮らす虫や動物はそこで命を落としてしまうものもいるでしょう。

運よく逃れても環境が変わり、食べ物もなくなり、
生きてくのが困難になるでしょう。
水も汚されてしまうでしょう。

いつも犠牲になるのは、小さなもの、弱い立場のもの、声を出さないもの。
心優しい人たち。
本当は守るべきものなのに。


本当に本当にこの森を壊して、
また一歩戦争へ近づくヘリパッドを作っていいのかどうか
一人ひとりが一度静かに胸に手を当てて考えることだと思います。

一度、壊してしまったら二度と元には戻らない。



自然が~環境が~動物が~植物が~と言うと
なんだかすごく理想主義のような、自然を愛するような感じですが、
それもあるけれど、それだけではなくて。

それがないと自分が生きていけないから。
自然に生かしてもらっているから。
政治を見ておかないと、必ず自分も巻きこまれるから。(もう既に)
自分が一番利己的だな・・といつも思っています。


そして意思表示のために。
黙っていること、何もしないことは権力による暴力を
認めることになってしまうから。


そして、たった一人でも心ある人に届きますようにと祈りながら。




2016.7.25 高江ヘリパッド強行工事 山本太郎スピーチ
https://www.youtube.com/watch?v=aiyax0X1CXw


強制排除が終わったあとだったけれど
国会議員の中では一番に高江にかけつけた山本太郎さん。
(次の日には福島みずほさんも高江に)


太郎さんは本当にすばらしいなと思います。
国会を見ていても、こんなに勉強して鋭く賢くひるむことなく
語れる人はほかにはいない。
いつも私たちのために闘ってくれている。ハラハラするほど。。
日本が独立して最初の総理大臣は太郎さんだな。
と、私は思っている。

# by lierre-f | 2016-08-02 23:29 | 沖縄 高江のこと

モスと紫陽花フレームのlesson




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週末はプライベートレッスンで懐かしいモスフレームを作りました。

もう6、7年位前にレッスンで作ったモスフレーム。
覚えていてくださったおかげでまたこうして日の目を見ることができて
フレームも喜んでいます。




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ただ黙々と黙々と・・モスをつけていきます。
最後に紫陽花とワイヤープランツで飾りつけで出来上がり。




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みなさんが作ったのを見て
モスフレームやっぱり可愛いな~と、笑

がんばった甲斐があってみなさんとてもすてきに仕上がっていました。
本当におつかれさまでした!




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暑い中、お越しくださって本当にありがとうございました。

# by lierre-f | 2016-08-01 13:06 | lesson お花の教室