2016年 10月 24日
Ordinary miracles 日常にある奇跡
- Spiritual encouters just happen whether they are with nature or people.
If you believe in ordinary miracles they will come to you. -
“ 魂的な出会いに理屈はいらない。
自然も、人も、出会うべくして出会う。
オーディナリーミラクル(日常にある奇跡)を感じていれば、
それらは引き寄せ合ってくるものだから。”
明日10月25日に神戸のマルメロさんで
北海道鶴居村のロッジ『ヒッコリーウィンド』のネイチャーガイドで
写真家の安藤誠さんの写真講演会があると知って
懐かしくなり、ポストカードを見ていました。
2012年にお友達に声をかけてもらって
京都へ安藤さんのお話しを聴きにいったことがあります。
これはその時に購入したポストカードの冊子に
名前と日付を入れてもらったもの。
安藤さんのお話しは、時に楽しく、時に感動、
時にそこにいて実際に見た人にしかわからないような大切なこと・・
東北の震災のあった翌年、いろんな思いが駆け巡って
自分の中で収集がつかなくなっていた時に聴いた言葉は
心の奥へ奥へ響いたのを覚えています。
雪に耐えながら冬を越すエゾフクロウの写真。
道東の冬はアラスカにも負けないくらい厳しいのだそうです。
でも冬の雪原で舞うタンチョウヅルの姿は
それはそれは美しいのだと仰ってました。
アラスカと言えば、星野道夫さんの写真展も観に行きました。
とてもよかった。言葉では言い表せないくらい。
一枚見ては胸にこみ上げてきて次に進めない。
一人でよかった。。笑
人の想いは写真に写るものですね。
どうして自然と共にいる人はこんなにも優しいのだろう。
きっと自然の美しさも恐さも知っている人は
自然を、人の心を、支配することなんてできないことを知っている。
どうして星野さんはこんな過酷な場所に居続けたのだろう。
ただただアラスカと言う場所、そこにいる生き物に惹かれたのだと
何かに惹かれることに理由はないのだから。
でももし写真を撮ることで
何か伝えたいことがあったとしたら、、
そこには ‘同じ営みがある’
人が喜び、泣き、笑い、怒ったり、悲しんだり
愛情持って子供を育てたり、兄弟げんかをしたり、友達と遊んだり・・
ここからは見えなくても、同じ時に、同じ地球の上で
人が暮らすその同じ営みがここにもあるんだよ
そんなことを伝えたかったのかな・・
私はそう感じました。
マルメロさんでの安藤誠さんの講演会は25日(火)18時半開場です。
↓
http://r.goope.jp/marmelo-kobe/info/1326421
他にも全国をまわられているのでお近くの方はぜひ。
↓
http://hickorywind.jp/index.html
『ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、
もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている
日々の暮らしの中で心の片隅に、そのことを意識できるかどうか
それは天と地ほど大きい』星野道夫
by lierre-f | 2016-10-24 15:49 | 日々のこと